そろそろ「母の手作り」信仰から解放されない?【卒母のためにやってみた50のことvol.2】
「いつまで『母』を続けるのだろう?」。中学校、高校、と子どもが年を重ね、思春期を迎えるころ。母としての気力や体力は、かつてに比べてパワー不足だと感じることはありませんか?そんな疑問に向き合い、学び、「卒母(そつはは)」という新しい考え方を打ち出したグラフィックデザイナー・田中千絵さんの著書から、実行してみたい4つの考え方をシェアします。子育てが落ち着いた女性に刺さりまくる提言!【卒母のためにやってみた50のことvol.1】に続き、連載第二回目です。
※本企画は、田中千絵さんの手描きで構成された『卒母のためにやってみた50のこと』(大和書房)からシリーズ4回でご紹介します。
がんばる母さんをやめました
わたしは自分なりの理想を手放し、がんばる母さんをやめました。「自分を幸せにする」ことを、自分と約束をしました。
そのために取り組んだのは、「家庭」というシステムの見直しです。
近年のわが家は、子どもの思春期と親の中年期が重なる「家族の大きな曲がり角」に差し掛かっていました。子離れがもっと自然にできればよかったのですが、コロナ禍も重なり、家族みんなが家にいることの多い中で、何らかの「スイッチ」が必要だと感じました。そこでわたしは、「卒母します!」と家族に宣言したのです。
卒母とは?
「母の役割」を捉え直してみよう、と自分の一日を可視化したり、家族の現在地を確認する作業を行った著者・田中さん。そこで見てきたこととは?
#提言2_「手作り神話」から解放されよう
PROFILE
もっと「卒母」について知りたい方へ。好評発売中!
卒母のためにやってみた50のこと~がんばる母さんやめました
母親の役割をとらえ直し、家族それぞれの自立を目指し、母が自分軸で生きるために。あたらしい家族のためにやってみた50のアイデア。やわらかい絵と文で綴るイラストブック。
『卒母のためにやってみた50のこと~がんばる母さんやめました』(大和書房)
240P 1,760円
出版社HP