まずはクロスのご準備を。食事の時間が待ち遠しくなる、フランスマダムのテーブルセッティング。

フランスマダム定番器2_1

布から生まれるインスピレーションを大切にする、一人のフランス人女性がいます。こだわりのクロスに合わせてコーディネートされた器や花、オブジェを見せていただきました。

「テーブルセッティングでは、まずクロスを選び、それに合わせてカジュアル、シックなどとテーマを決めて器を並べていきます」

そう話すのは、コリーヌ・マルケッティさん。自宅は10 区でサンマルタン・ヴィレッジと呼ばれる、レピュブリック広場に近い人気地区。布を扱うコリーヌさんの店も歩いて5分ぐらいの距離です。

「好きなのはコンテンポラリーのモダンな食器、アンティーク、そして伝統的な食器。それらをすべてミックスして並べます。私らしさも表現したいので、ポルトガルで購入したハリネズミ や女性のオブジェの陶器など、食器以外のものも一緒にコーディネートを楽しんでいます」

フランスマダムの定番器2_7
テーブルセッティングは必ずクロスをひいて。席につくのがワクワクしそうな、温かみのある色調でまとめている。

さらにテーブルコーディネートに欠かせないのが花だと、コリーヌさんはいいます。「必ず飾りますね。生花のときもあれば、今日はクロスや器の色に合わせ、 最近パリで人気のドライフラワーを飾ってみました」

そして、雰囲気の異なる白い皿は、大切な家族の絆の証なのだそう。「亡くなった祖母から譲り受けたリモージュのアンティークなんです。ノスタルジックな思いもあり、大切に使っています」

フランスマダム定番器2_2
ポルトガルの伝統的な陶器のハリネズミ。食事中の会話のきっかけにもなる、旅のお土産は気軽にテーブルに置いて。
1/7

SHARE

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)