整理収納アドバイザーの提言。とにかく区切り!引き出しの中「なだれ」を起こしていませんか?

食器棚の引き出し。半透明の箱は『無印良品』の〈PP整理ボックス〉や、〈PPメイクボックス〉。入れ子も簡単です。

小さい区切りをつくったら、どうにか死守を。区切りを無視した例もつくってみました(これを「越境」とも呼んでいます)。ポイと入れるのは簡単で、これでも引き出しは閉まりますが、後々探しづらく、大変に(区切る容器が引き出しの深さと同じくらいだと越境しにくいです)。

別の段。みな自立しており、もたせかけてあるのは、よく使うレモン搾りだけ。たまに使う「包丁とぎ」を出す時だけ、いったん取り出します。常になだれを監視。

同じく『無印良品』。偶然、棚の幅にぴったり。

残ったお菓子などの小さい物も、入れ子でなだれを防いでいます。倒れがちな袋の土手になる役割も。

背が高いものは『無印良品』〈PPメイクボックス〉に。家中で長く使っている容器です。『ダイソー』にも同じようなものが。

左は予備のガムテープ。右は小エコバック、ティッシュ。

が、以前はガムテープのボックスを、たまに出す時、こう倒れては直していました。最近になって両サイドにブックスタンドを置けばいいのだ!と気づいた次第(遅!)。なだれは発見と改善が大事です。

『無印良品』の〈PPスタンドファイルボックス〉や、余った引き出しに。大小サイズに分けて。

紙袋が倒れる例もつくってみました。今でもリサイクルに出すものなど入れたりしますが、何でも紙袋で置いておくと、なだれも起きやすく、惨状の始まりになるとわかってきました。なので、怖さを自覚し、早急に処理を。それが収まるべき大元が詰まっている場合が多いので、日時を決め、思い切って全出ししましょう!

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで、整理収納アドバイザーの青木美詠子さんに収納のコツを教わる連載。今回はクローゼットの整理のコツを教えてもらいました。 ...[続きを読む]

SHARE

この記事の
プレミアムメンバー

青木美詠子

1963年生まれ。整理収納アドバイザーの資格をもち、不定期にさまざまな自宅セミナーを開催。個人へのお片付けサービスも行う。著書に『あおきみさんち、家を買う。』(マイナビ出版)など。長年実践する「冷えとり」に関する著書も。
https://www.aokimi.com/
Instagram:@aokimieko1616

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)