冬の1泊2日旅!『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』でスパ・グルメ・アートを満喫

キンと冷える冬でも訪れたい箱根町。都心からわずか1時間半という近さも手伝って、我が家のような居心地の良さと、体の芯から温めてくれる温泉を求め、訪れる人は後を絶ちません。
今回ご紹介したいのは、箱根町の中でも高級リゾート地として名高い強羅に構える『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』での1泊2日旅。“快眠”を追求したトリートメント、“開運”をテーマにした華やかなアフタヌーンティー、『ポーラ美術館』でのアート鑑賞まで、箱根の冬を満喫してきました。

客室も広々、あったかムードのおもてなし

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』は、箱根町・強羅に構える上質なリゾートホテル。エントランスを抜けると、中央に暖炉を構える広々としたラウンジがお出迎え。この場所を「リビングルーム」と呼ぶのも納得の、くつろぎの空間です。また、全80室のうちワンちゃんの同伴がOKなドッグフレンドリールームも6室あり、家族を迎え入れるような暖かなムードがこのホテルの魅力です。

おすすめの部屋は、畳のリビングがついた和洋室タイプ「リージェントスイートツイン」。バスルームへの導線もスムーズで、88平米と広々。

また、スタンダードタイプでも56平米という広さの「マウンテンビューツイン」は、箱根の山々の景色が目の前に。サンテラスで淹れたてのコーヒーを飲みながら、お部屋でゆったりとした時間を過ごせます。

すべての部屋にサンテラスまたはバルコニーが設けられ、箱根の山々が目の前に見える。

植物の香りに包まれる、至福のトリートメント体験

今回の宿泊の目的の一つ、それは「スパIZUMI」のトリートメント。
フィトセラピーとアロマセラピーのパイオニアであるフランスの「YON-KA(ヨンカ)」が考案したプログラムを体験します。

「YON-KA」が“5つの宝”と呼んでいるローズマリー・ラベンダー・ゼラニウム・サイプレス・タイムを配合した植物オイルを使い、温め、手技を駆使した本格的なトリートメントは、五感が喜び満たされた感覚に。

「スパIZUMI」には温泉も併設。トリートメントを受ける前に5分でもお湯に浸かり、体を温めるのもおすすめ。

今回体験したトリートメントは、より良い睡眠に導く特別なプログラム「YON-KA フィト・スリープ・リチュアル」。眠りの質に働きかけるローズマリーをメインにYON-KAの製品を特別にブレンドしたオイルを贅沢に使います。

フットバスからスタートし、ボディトリートメントではホットストーンで体を温めながら、クリスタルスティックを使って優しくもみほぐします。

ホットストーンで体の芯からじんわりとあたためる。体の緊張感が解かれていくのが気持ちいい。

心身のバランスを整えるといわれるクリスタルのスティック“アベンチェリンクオーツ”を使い、疲れの溜まりやすい場所を押し、流す。

ボディとその後のフェイシャルでは、西洋と東洋の手技を組み合わせた14のステップで心身の緊張を解き、深い眠りへと…。体もポカポカ。植物の深い香りに包まれながら、どっぷりと眠りの世界へ。
終盤は、クレンジングで体を浄化。疲れを取り除く効果もあるといいます。その後、トリートメントをして90分のコースが終了。

トリートメント後はスパに併設するラウンジでゆっくりと過ごすこともできる。

「YON-KA」の製品は併設の「IZUMIギャラリー」で購入も可能。

ホテルステイの楽しみ!“開運来福”アフタヌーンティーを満喫

地域そのものがパワースポットといわれる箱根。その地でいただくのは、“開運”をテーマにしたアフタヌーンティーです。
木箱に並んだ小さなスイーツたちは、幸運を呼ぶといわれる苺を使ったシュークリーム、金箔を用いて富士山に見立てたカヌレなど、幸運が訪れるよう縁起を担いだ食材やデザインで彩られ、見た目にも美しく華やか!

暖炉のあるリビングルームで、ゆったりくつろぎながらいただけるアフタヌーンティー。2月28日までの期間限定。

森に溶け込むように立つ『ポーラ美術館』で、たっぷりアート観賞を

『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』に宿泊したら、『ポーラ美術館』での美術観賞も外せません。
ホテルのある強羅の隣、仙石原エリアにあり、ホテルから最寄りの強羅駅まではホテルのシャトルバスを利用。強羅駅からは美術館の無料送迎バスがあるので、とても楽ちんです。

ポーラ美術館と強羅駅を往復する無料送迎バスは、1日13便。

『ポーラ美術館』は、モネ、ピカソ、ゴッホ、レオナール・フジタなど、日本屈指の西洋絵画のコレクションを誇る一方で、ゲルハルト・リヒターやロニ・ホーンなど現代美術家の作品展示にも力を入れている美術館。
個人的にもずっと観たかったモネの「睡蓮」、そしてゲルハルト・リヒターの作品に会えると思うとわくわく。

モネとリヒターをひとつの展覧会で観賞できる、ポーラ美術館ならではの展示。
Photo: Ken Kato

企画展「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」を5月18日(日)まで開催。
Photo: Ken Kato

ミュージアムショップも充実。中でもグラフィックデザイナー長嶋りかこさんがデザインしたロゴをあしらった美術館のオリジナルグッズが素敵で、私は仕事現場に活躍しそうなサコッシュを購入。

森の遊歩道で、もう一つのアート鑑賞

ちなみに、『ポーラ美術館』は朝の来訪がおすすめ。
美術館は、富士箱根伊豆国立公園の凛とした空気と静けさが気持ちいい森に囲まれています。その森の中を散策できる遊歩道があり、自然と一体化するように、あちらこちらにアート作品が展示。館内の美術観賞とはまた違う、自然の中でのアート作品探しもまた楽しい体験です。
朝の光を浴びた森は神々しく、深呼吸をしながら木々からのパワーをチャージ。心身ともにとてもリフッレッシュできました。

ロニ・ホーン《鳥葬(箱根)》2017-2018年ポーラ美術館
©️Roni Horn Photo:Koroda Takeru
水をたたえた器のような、5トンのガラスの塊が森の中に突如として現れるロニ・ホーンの作品。中を覗き込むと、どこまでも透き通った不思議な世界が待っている。

「森の遊歩道」は、ゆっくり歩いて約40分のコース(途中、ショートカットも可能)。さまざまな彫刻作品と、箱根の在来種の植物などを見ることができる。

植物の香りに包まれるスパ、開運スイーツ、そしてアート観賞。
アットホームな『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』の滞在で、スタートしたばかりの年初めに、パワーチャージしてみては。思い立ったら箱根へぜひ!

ポーラ美術館

住:神奈川県足柄郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
会期中無休
ポーラ美術館 公式HP

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ

住:神奈川県足柄郡箱根町強羅1320
ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ 公式HP

スパIZUMI ※完全予約制
スパIZUMI 公式HP

取材・文 神保亜紀子

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