夏の京都旅の正解。『フォーシーズンズホテル京都』ならホテルステイだけで大満足です!
神社仏閣が建ち並び、風情豊かな東山エリアにある『フォーシーズンズホテル京都』は、平安時代に造られた名庭を受け継ぐ、伝統とモダンが調和した5つ星ホテル。爽やかにそよぐ竹林を抜けた先に待っているのは、伝統とモダンが調和するラグジュアリーな異空間。
新しくオープンしたチョップハウスでこだわりの熟成肉を豪快に頬張り、プールやフィットネス、スパでウェルネスな時間を過ごす、充実のホテルステイ。
夏のごほうび休日にぴったりな『フォーシーズンズホテル京都』での過ごし方をご紹介します。
目 次
和とモダンが調和したスペシャルなホテル
『フォーシーズンズホテル京都』は、エントランスまでのアプローチも一つの景色。
120メートルの竹林の道を進むと、和傘をモチーフにした大きな屋根のエントランスがお出迎え。まさに異空間への入り口のような、ダイナミックさに圧倒します。
ホテルのロビーを抜けると、吹き抜けになった開放感溢れるラウンジが。大きな窓の先に、日本庭園「積翠園」(しゃくすいえん)が見えてきます。ロビーからラウンジ、庭へのアプローチが臨めるベストビュー。この眺めだけで、気持ちも高揚してきます。
800年続く名庭には散策スポットがたくさん
敷地内に広がる日本庭園「積翠園」(しゃくすいえん)は、今から800年前の平安時代末期に平重盛の別邸「小松殿」の園地として作庭されたものと伝わっているそう。
3,000平米もの池が広がり、新緑から紅葉と、四季折々の景色が楽しめる庭園づくりは、平安時代から続く日本人の美意識の賜物。かつての平安人と同じ景色を見ていると思うと、とても感慨深いですよね。
お庭は散策することもできるので、おすすめです。
池にかかるガラスの橋を渡り、石畳の小道を進んだ先には、数寄屋造りの茶室が。ラウンジ「楓樹」では、甘味やお抹茶、テラスで日本酒やシャンパンなどをいただくことができ、奥にある「積翠亭」では、茶人を招いての茶道体験などを催しています。
茶室のデザインは京都出身の建築家・山本良介氏。
床は京都伏見の深草の土を使用した叩き土間になっており、数寄屋造りならではの木組みなども見ることができます。
和とモダン、庭の景色で寛ぐお部屋
お部屋は、京都らしい和のエッセンスを取り入れたミニマムなデザイン。約50平米の「プレミアガーデンルーム」は、大きな窓から緑豊かな日本庭園の景色を臨めます。お部屋で過ごす時間も、とても優雅な気分。
24時間使えるウェルネス施設も有意義に利用
『フォーシーズンズホテル京都』は、ホテルで過ごす時間をたっぷり楽しまないとソン!
京都のホテルとしては最大規模のプールは、しっかり泳ぎたい人にも、プールサイドでくつろぎたい人にも思い思いに過ごせる空間に。フィットネスは、24時間利用OK。
“禅”から着想された「ザ・スパ」では、宇治の緑茶のフットバスなど、京都らしいトリートメント施術が魅力。ウェルネスな時間は、心と体を解放してくれます。
ディナーは絶品熟成肉のグリル料理
お待ちかねのディナーは、ホテル内に新しくオープンしたレストラン『エンバ・キョウト・チョップ・ハウス』にて。炭火で焼き上げるグリル料理のほか、海鮮や野菜を使ったアート作品のようなメニューの数々をいただけます。
また、ペアリングしたくなるワインはグラスで30種類以上。常時120本以上を取り揃えているそう。
注目は、自家製熟成肉のグリル。ドライエイジング、炭、スモークにこだわり、シンプルな味付けのみでジューシーな肉の旨みを引き出しているのだとか。
池庭の景色とともにビッフェスタイルの朝ごはんを
『エンバ・キョウト・チョップハウス』のビュッフェスタイルでの朝食も、楽しみの一つ。特にパンやチーズ、スムージーやミューズリーの種類の豊富さにびっくり! 和食派のための白米や和惣菜、サラダやフルーツまで、大充実のメニューが揃っています。朝の涼しい時間帯は、池庭が目の前のテラス席が最高!
人力車、茶道体験…、アクティビティが充実!
ホテル専属の人力車、茶室で行う茶道体験やお座敷遊び体験など、フォーシーズンズホテルにはコンシェルジュチームが考える京都ならではのアクティビティが充実。
さらに、今回の滞在では茶道を体験。
「積翠園」の池のほとりに建つ「積翠亭」にて、茶人から茶道の歴史や心得、作法などを学び、お抹茶を点てていただく茶会の一連の流れを体験。日本人の根本にある精神を改めて知ることができた、学びの多い体験でした。
京都らしいアクティビティ体験や、新しいレストランでのお食事を楽しみながら、歴史あるお庭に囲まれて過ごす『フォーシーズンズホテル京都』での滞在。
束の間、日常から離れてゆったりと涼やかに過ごす、夏の京都旅の正解がここにありました。
フォーシーズンズホテル京都
住:京都府京都市東山区妙法院前側町445-3
電:075-541-8288
公式サイト
取材・文 神保亜紀子