キャンプ初心者のアウトドア体験!夜景も独り占めできる福岡・油山の上質ステイ『ヤケイスイート』

福岡の中心市街地から車で30分圏内と都市から程良い距離にある、油山。標高約600メートルの山で、自然散策やキャンプができる『油山市民の森』と『油山牧場』がある、憩いの人気スポットです。
2023年、この『油山市民の森』と『油山牧場』が一つになって複合体験型アウトドア施設『ABURAYAMA FUKUOKA』(アブラヤマ フクオカ)として生まれ変わり、今春には宿泊施設『Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA』(スノーピーク ヤケイ スイート アブラヤマ フクオカ)がオープン。自然をたっぷりと楽しめるロケーションに宿泊でき、夜には夜景を独り占め! キャンプ初心者でもとことん楽しめる、贅沢なアウトドアステイを体験してきました。

『Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA』(スノーピーク ヤケイ スイート アブラヤマ フクオカ)の魅力は、他にはないとっておきのアウトドア体験ができること。
施設内には、「VILLA」(1室)、「COTTAGE」(3室)、「TENT」(10室)の3タイプの客室が設けられています。

テント?ホテル?両方の魅力を体験できる「TENT」

施設内に10室設けられた「TENT」エリア。テント仕様ながらリビングと寝室(4ベッド)が分けられた設計が特徴で、1部屋の広さは約75平米と広い空間が魅力。
まるでホテルの一室にいるような感覚になりつつ、テント下部はあえてオープンエアーになっているので、自然の中で過ごす一体感も共存しています。
さらに、「TENT」にはスノーピークが『ヤケイスイート』のために開発した特別仕様のテント「LAND CAVE」が採用されているので、テント慣れしていない人でも安心した宿泊を叶えてくれます。

テントの中は広々75平米! ダイニングテーブル、ローテーブル、冷蔵庫付きのミニキッチン、ハンガー掛けなどがあり、ホテルの部屋と同様の設えに。

リビングの奥にはインナーテントで仕切られた寝室が。ベッドは4台。パジャマの用意があるのも嬉しい。

テントは、キャンプに近い体験ができるように設計されたもの。日中は入り口を開放してテント内に風を入れたり、気温が下がる夜はインナーテントを閉める、など調整しながら快適に過ごせる。

コーヒー豆から、ミル、ドリッパー、アウトドア用のマグカップまで一式揃い、テントで贅沢なコーヒータイムも叶えてくれる。

「TENT」エリアの幻想的な夜の風景。自然との一体感を実感できる。

外と内の空間がシームレスにつながる「COTTAGE」

『ヤケイスイート』に3棟立つ「COTTAGE」は、建築家・谷尻誠さんによる設計。壁のないアウトドア・リビング、大きな窓の寝室、セルフロウリュウができるプライベートサウナと屋外の水風呂があり、目の前の福岡の眺望を見渡せます。

アウトドア・リビングには屋根から木漏れ日が差し込む。サウナの前には開放的な水風呂が。

「COTTEGE」の寝室は、木材をふんだんに使った温もりのある空間。窓が大きいので、部屋からの眺望も堪能。

施設名の“ヤケイスイート”はこの景色から。宿泊者だけが体験できる特別なギフト。

風が部屋を抜けていく、150平米の特別な「VILLA」

150平米もの広い空間に、ピンクグレージュの壁色が印象的な「VILLA」。メインスペースであるアウトドア・リビングは圧倒的な存在です。建物の中にいながら風が吹き抜けていく——、自然の心地良さを体験できるのが魅力!

開放感に満ちたアウトドア・リビング。一歩外に出ると、油山と福岡の景色が一望。外と内をシームレスに行き来し、時間の移ろいを感じるのが最高の贅沢。

左官仕上げのピンクグレージュの壁に囲まれたリビングスペース。寒い冬は暖炉で暖を取る。

ダイニングテーブルや床も壁の色と同じピンクグレージュで統一。美しい一体感。

客室内のサウナからも福岡の眺望が臨める。サウナの前には水風呂も。

「VILLA」も谷尻誠さんによる設計。外壁には「COTTAGE」と同様に屋根材のアスファルトシングルが使われ、まるで彫刻のような佇まい。

『ヤケイスイート』の中でもプライベートな空間が守られた場所に立つ、贅沢な客室。

客室でミシュラン獲得シェフによるフレンチフルコースを

『ヤケイスイート』でのサプライズは食事にも。
夜は、フレンチの本場、フランス・パリでミシュラン一つ星を獲得した吉武広樹シェフによるフレンチフルコースディナーがいただけます。
予約した時間になると、スタッフが特製の“OKAMOCHI”で料理を部屋まで運んでくれるサービス。コースの中には、フラットバーナーを使って温めるココットや、「グリルバーナー雪峰苑」を使って焼くステーキなども用意されていて、キャンプ料理の醍醐味を味わえる工夫も。

地元・九州で育った野菜や海鮮、油山牧場で搾乳したミルクで作ったチーズなど、たっぷりなコース料理。

BBQステーキは宮崎県産の経産牛ロース。バーナーを使い自分好みの火入れで焼いたステーキが、立派な一皿に!

アウトドア気分も味わいつつ、このクオリティをテントの中でいただける。

『ヤケイスイート』のてっぺんでも絶景を堪能

食事の後は『ヤケイスイート』の高台に設けられた「焚火ラウンジ」で過ごすのもおすすめ。モクテル、カクテルなどドリンクの提供もあり、夜景とともに贅沢な時間を過ごせます。

晴れた日の夜、「焚火ラウンジ」からの眺め。福岡市街地から近いため、眼前に夜景が広がる。

朝食も「焚火ラウンジ」でいただくことが可能。吉武シェフが手がけるフランスの伝統料理「パスカード」が名物。

宿泊の前後で『フクオカ アブラヤマ』も楽しめる

『ヤケイスイート』に宿泊しながら、同エリアの『ABURAYAMA FUKUOKA』(アブラヤマ フクオカ)では、さまざまな楽しみが見つかります。
カフェやレストラン、スノーピークの直営店や土産ショップ、アクティビティ、コワーキングスペースなど施設環境が充実しており、さらに油山のハイキング、トレッキングを楽しむことも。想像以上に広いので(福岡PayPayドーム約20個分だとか!)、園内を巡回するバギーの利用がおすすめです。

今春リニューアルした『アブラヤマ フクオカ』の牧場エリアにはショップがたくさん。ロゴサインは佐藤可士和さんによるデザイン。

「森のキオスク」では、ロゴをデザインしたエコバッグやTシャツなどオリジナルグッズの土産も。

「森のキオスク」で販売しているソフトクリームがフレッシュでおいしかった!

市民の森エリアにある「森のひろば」。建物の中にはグリーンや自然食材を販売するショップ「もりのいま」やコワーキングスペース「Q-Nature」が。広場には大人も入れるツリーハウスも!

市民の森エリアでは、森の谷間をつなぐ「つり橋」も発見。季節の折々でさまざまな木々が色づく、ここの景色もまた絶景。なんと、朝日も見ることができるのだとか…!

園内で少し足を伸ばしたところにある「中央展望台」では、福岡市全域と山並みがパノラマで見渡せる。

油山で体験する『ヤケイスイート』でのシームレスな自然体験と夜景。アウトドアとラグジュアリーの両方を叶えた、とっておきのスポットです。キャンプ未経験の方でも安心してステイでき、自然を謳歌できる贅沢旅。ぜひ、夏のおでかけ先にいかがでしょう。

『Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA』(スノーピーク ヤケイ スイート アブラヤマ フクオカ)

住・福岡県福岡市南区柏原710-2(『ABURAYAMA FUKUOKA』内)
電・092-235-1827
公式HP

取材・文 神保亜紀子

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