パン通の太鼓判!今食べるべき東京のおすすめパン屋さん5軒【”私の好きな東京”まとめ】

クウネル5月号「私の好きな東京」から、パン好きに絶対おすすめのおいしいパン屋さんを5軒ピックアップ。あなたのパンリストにぜひ加えてみて!

『RITUEL』緑の庭を眺めつつ、ゆったりと朝食を。

フランスにルーツを持つブーランジェリー&カフェ。焼きたてのパンの香りが心地良い。

「フランス語や英語、スペイン語を話すスタッフもいるので、ここでお茶をするだけで半日旅行をしたような気持ちに」。そう話すのは、フランス語学校校長のエマニュエル・ボダンさん。

「広い庭を眺めながらサラダを食べたり、コーヒーを飲んでいると、心からリラックスできる。あと、駐車場が広いのもいいわね。車で行ってのんびりしていると、ゆったりしすぎてあっという間に2時間くらい経ってしまうんです」

『RITUEL』のクロワッサンとエスカルゴレザン。

RITUEL(リチュエル)等々力店

住:世田谷区等々力7-4-19
営:9:00〜(土、日曜、祝日8:00〜)20:00(L.O. フード19:00、ドリンク19:30)
休:不定休

『クウネル』2024年5月号掲載 写真/富永よしえ(ル・コワンヴェール、ココットキュイジーヌ、マムール、レストラン グゥ、エピスリー・コゼット)、柳原久子、取材・文/河野友紀、編集・文/今井 恵

『Pain des Philosophes』生地そのもののおいしさを追求した、食事やワインとチーズに合うパン。

オープンと同時に約15種類のパンがずらりと並ぶ。

食事に合うハード系が中心だが、クロワッサン 320円や群馬県産小麦を使用したあさま山食パン 690円も人気。昨年、ビストロ『ドゥ ・フイユ』も開店。

赤城神社裏手の相生坂沿い。パリ発のブーランジェリー『ドミニク・サブロン』のヘッドシェフだった榎本哲さんが2017年にオープン。

「小麦を知り尽くした凄腕職人が作るパンは、何を食べてもおいしい。近隣のシェフにも人気で、毎日早い時間に売り切れます。ワインで仕込んだ天然酵母のパンは彼のオリジナルです」(料理研究家・脇雅世さん)

Pain des Philosophes(パン デ フィロゾフ)

住:新宿区東五軒町1-8
営: 10:00~19:00 (売り切れ次第閉店)
休:月曜

『クウネル』2024 5月号掲載 写真/加瀬健太郎、近藤沙菜、取材・文/和田紀子

『BEAVER BREAD』のワインにも合う個性溢れるパン

スパイスやハーブ、フルーツなどの絶妙な組み合わせが斬新なおすすめ280~420円。

「この街にパン屋を」という熱意に応えたのが、輝かしいキャリアをもつ割田健一シェフ。行列が絶えない人気店です。「パンと言えばココ」(組む東京 ディレクター・小沼訓子さん)。

BEAVER BREAD(ビーバーブレッド)

住:中央区東日本橋3-4-3
営:平日/8:00〜19:00 土・日曜日、祝日/〜18:00
休:月・火曜

『クウネル』2024 5月号掲載 写真/目黒智子、取材・文/黒澤弥生、和田紀子

『ストロベリーフィールズ』3代にわたる果物店が作り出す、愛情のこもったフルーツサンド。

1日限定30食、スープ、サラダに飲み物がついて1,300円

長く果物を取り扱ってきたからこその質の高さが味の土台に。

戦前から果物の卸しの仕事をしており、果物屋さんとして開店したのは1951年。その後、フルーツパーラーを併設したのが約30年前という『ストロベリーフィールズ』。「パフェやフルーツジュースもおいしいけれど、お昼ならフルーツサンドイッチがおすすめ。落ち着いた接客と雰囲気に心がなごみます」と平松さん。

素材に合わせてカットされた7種類ほどのフルーツの酸味と甘味、あっさりしたクリームやパンとのバランスもよく、ぺろりとお腹に収まります。「丁寧で気持ちのこもったサンドイッチ。地域に根差した昔ながらの家族経営の温かさがいいんです」。

見た目重視の流行とは一線を画すホームメイドのおいしさです。(エッセイスト、作家・平松洋子さん)

ストロベリーフィールズ

住:新宿区西新宿6-2-16
営:10:00~15:00(L.O.)
休:土、日、祝
予:テイクアウト含め予約可

『クウネル』2024年 5月号掲載 写真/新居明子、取材・文/船山直子

『二階のサンドイッチ』アートのムードを感じながら独創的なごちそうサンドイッチを。

しっとりチキンと濃厚シーザーのサラダサンドイッチ 680円、蜂蜜とレモンのジャスミンティー 600円、『MY PICNIC』のドーナツ(木曜限定)。

サンドイッチの内容は日々少しずつ変化する。

現代美術館の2階にあるサンドイッチカフェ。「素敵な建物の中でゆったりできて、気分があがります」(料理研究家・近藤幸子さん)。

サンドイッチは常時10種ほど。具材はミートボールや照り焼きチキンなどボリューム満点でごちそう感が。使うマヨネーズは具材に合わせてバルサミコ酢やナンプラーでアレンジされるなど、全てが洗練されています。

二階のサンドイッチ

住:江東区三好4-1-1  東京都現代美術館内
営:10:00~18:00(L.O.17:30)
休:月曜、美術館の休館日
二階のサンドイッチ公式インスタグラム 二階のサンドイッチ公式HP

『クウネル』2024 5月号掲載 写真/松村隆史、有坂政晴、取材・文/鈴木麻子、阿部里歩

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『クウネル』No.126掲載

私の好きな東京

  • 発売日 : 2024年3月29日
  • 価格 : 1000円 (税込)

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