Hawaiʻi×ku:nel

毒も愚痴もなにもかも
ハワイの海にリリース!
次のステージに向かって。

マチュアなクウネル世代は「ふた旅」のタイミング。 子育てを終えたいま「再び」旅に。 自由を謳歌していたあの頃に感激したあの地へ「もう一度」旅に。 娘、そして再会した友人と「ふたり」で旅に。 自分の時間を取り戻した大人だからこそ “再び”の“ふたり”のいろいろな「ふた旅」があります。 今回の旅はハワイ。 別々の道を歩いてきたふたりの、いまだから感じる「ふた旅」のハワイです! 〈前編〉に続き、後編をお届します。

50代になって
同じラインに立つ。

家庭人として歩んできたSaki。社会人として歩んできたMiki。

詳しくは〈前編〉に書いたとおり。約30年前に仕事で出会ってから頻繁に会っていたわけではなく、何かのタイミングで連絡を取り合っては、近況報告をしていたような仲。

知人よりも近くて、友人よりも深くて、家族よりも遠くて、お互いを照らし合う灯台のような存在かも。“ふた旅”のハワイでそんな気持ちがふたりに生まれた。

【だから、Hawaiʻi④】
Our lighthouse on Oahu
オアフ島滞在中の灯台。

今回の旅でまさに灯台の存在になったのが、ワイキキ・ショッピングプラザ2階にある「ANA マハロラウンジ」だ。ANAトラベラーズ商品の利用者及びANAマイレージクラブ会員(※)なら誰でも使え、旅のサポート(オプショナルツアーの手配、現地の情報提供など)をしてくれる心強い場所。

SakiとMikiも訪れ、日本人スタッフのみなさんに歓待を受けた。ANAマイレージクラブ会員(※)のふたりは、ワイキキとアラモアナ間をノンストップで直行運転する「ANAエクスプレスバス」に乗車してアラモアナショッピングセンターも堪能。

この10年でここまでサービスがアップグレードしているのには感動。

※ANA便名(他社運航のコードシェア便 / 特典航空券を含む)の東京発ホノルル線に往復搭乗予定のANAマイレージクラブ会員が対象

マハロラウンジは行くだけでマイレージが貯まるうれしい特典つき。広々とした休憩スペースで無料のドリンクで一息つくもよし。

マハロラウンジすぐ近くから出ているANAマイレージクラブ会員限定バスに乗るもよし。

【だから、Hawaiʻi⑤】
Down to earth
美しくなった海に入る。

Sakiはハワイにロングステイしていた当時、ビーチを毎日のように歩いたり、夕暮れ時に行われるフラショーを観たり、海や自然を感じる生活をしていた。

Mikiは短期留学中、初めてシュノーケリングをした。海水に体をあずけ力を抜くことを覚えた。

「だから、ハワイ」と決めるほど、ハワイの海に入りたかった。今回の旅ではいくつかのビーチを歩き、海に入ることが大きな目的だった。

オアフ島北端のノースショアにあるタートルベイビーチ。多くの観光客も滞在する人気リゾート地。赤味を帯びた砂はサラサラとして気持ちいい。

イルカツアーの船上からウエストサイドの海を眺めて。窪んで見えるのは島が誕生した地と言われている神聖な場所。

伝説的なサーファーのデューク・カハナモク像を挟んで。これぞハワイの名勝地、ワイキキビーチ。

変わらない海、
変わるハワイ

タートルベイビーチを裸足で歩き、海水に足をつけた。地球を肌で感じるDown to earth。気のせいかもしれないけれど、どしんと根が張れたような感覚になり、むくむく元気が湧いてきた。

クヒオ・ビーチに建つ、あのデューク・カハナモク像と一緒に朝夕海を見た。近くから聞こえるフラショーのハワイアンミュージックは最高のBGMだ。

そして、野生のイルカやウミガメと会える「ドルフィン アンド ユー」のツアーにも参加。オアフ島のまだ手つかずの自然が残るウエストサイドの海をシュノーケリングした。

各国からの観光客と「最高だね!」と、笑顔でアロハポーズをし合った。

どのビーチも海も10年前と変わりなく美しい。しかし、地元の人たちは「この数年でハワイの海は各段に美しくなった」と言う。コロナ禍の緊急事態宣言で観光客がストップ。宣言解消後も観光客がなかなか戻らなかったことで、海が休めてきれいになったそう。

観光業がメインのハワイにとって観光客の減少は大きな痛手だが、一方でこんなうれしいプレゼントもあったとは。でも、一部のビーチではオーバーツーリズムが起こっていて、入場規制が行われているとも聞いた。“ふた旅”はハワイの影も知る旅になった。

【だから、Hawaiʻi⑥】
Fly to the future
未来に飛ぼう!

ハワイ語でウミガメを意味する「HONU」。"空飛ぶウミガメ"の愛称で親しまれる「FLYING HONU(フライングホヌ)」は2019年5月に就航。世界最大の旅客機「エアバスA380」型機で、成田~ホノルル間を毎日二便運航(※)。天井も高くエコノミークラスのシートも広々として快適。

※2024年10月18日時点での運航スケジュールです。

SakiとMikiはハワイ最後日、深夜までいろいろなことを話した。

Mikiはハワイの地にふさわしくないようなねっとりどす黒い話で涙が出てきた。最高の気分で最後の夜を迎えようと思っていたのに…。心がうねった。それをただただSakiは聞いてくれた。

でも、翌日、空港に向かうバスの車窓からオアフ島の街並みや運河、花、空を見ていたら不思議と心の中に立ち込めていた黒い雲がだんだん晴れてきた。

ダニエル・K・イノウエ国際空港到着後、ANA NH181便の12時30分発を待つ。この便はANAが就航している成田―ホノルル専用便「A380 フライングホヌ」。客室は二階建てで天井も高く、ゆったりした空間で約8時間のフライトも開放的に過ごせる。機体に描かれたハワイのラッキーシンボルである亀の愛らしいイラストも印象的。

ハワイだから気づいた、
大丈夫、自由だ!

ハワイから帰国した今、ふたりが目に見えて何かが劇的に変わったということはない。でも、確実に何かが変わったことは感じている。

10年以上ぶりのハワイでは、自分たちがしたいことをしただけ。思いのままに今回の旅のように毎日を過ごせたらどんなに幸せだろう。そんな気分になれたのは、ハワイという土地がそれぞれの自分軸に戻してくれたからかもしれない。

だから大丈夫、自由に未来に飛べる!

別々の道を歩いていても、向かう先は同じ。

それを気づかせてくれた“ふた旅”のハワイ。

Special thanks toSONY/
SakiとMikiの旅のお供として活躍したSONYのデジタルカメラ VLOGCAM。SAKIは動画をMIKIは写真を撮影。初心者では使いやすくスマホでは撮れない世界が記録できる。

CREDIT

Special thanks to Hawaii Tourism Japan
Photo&Text Miki Kawada ku:nel

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