洗練されたスタイルが素敵なクウネル・サロンのプレミアムメンバー、津曲久美子さん。彼女が今興じているモノトーン基調のコーディネートは、合わせやすいだけでなくシルバーヘアーともよく馴染みます。手頃な価格のアイテムも交えた大人な着こなしをぜひ日々のスタイルの参考にしてください。
津曲久美子/つまがりくみこ
モデル、アーティストをマネージメントするオアシススタイリング取締役。自らもモデルとして、また服飾専門学校モデル科の講師を務めたり、レザーデザインコンテスト主催など多彩な活躍を続ける。<クウネル・サロン>プレミアムメンバー。
シンプルなワンピースで、デイリーなおしゃれを多彩に。
白いアクセで爽やかさを
「たっぷりサイズでいろいろな着方ができるので大活躍」(津曲さん)。mizuiro ind(ミズイロインド)の ワンピース。襟付きのカットソーをインして、Tamamiのコットンパールバングルやグリーンのバケツ型バッグをポイントにして。
濃淡グレーを重ねて
先ほどのワンピースを着回し。ユニクロのダウンにストールでアクセントを作り、バッグはカジュアルな形でもレザー製を選ぶ。小物をトップグレーにしたのもミソ。足元はTHE ONITSUKAの靴で少しゴツめに。
モノトーンを引き立てる色や小物で演出。
色に加え質感で変化を
「肌もきれいに見せる白系はフェミニンにまとめすぎないよう」ワンピース とネックレスは生成りニット、mizuiro indのベージュのボアコートでやわらかい配色に。グローブやブーツで少し硬く仕上げ。
大人に合うグレー×紺
ニットとパンツはグレーでおとなしめと見せ、コンパクトなチェスターコートでかっこよさがアップ 。「長く着ているArthur + Foxはベーシックで 着やすい。濃紺は黒より少しやさしく映ります。」(津曲さん) 襟元はバロックパールを。
ソフト×微ハードMIX
ユナイテッド・アローズのライン入りパンツ、ユニクロの白ニット、伊製ナッパレザーのブルゾンの組合せに、髪もタイトな面を作って少しだけハードな味付け。ZARAの取り外し可のビジュー襟が大人の可愛さを出す。
「昔から好きなのですが、やはり合わせやすいのがモノトーンの利点。ワントーンコーディネートも楽しいし、白黒でメリハリ、とか微妙な配色を試したり、小物選びを考え印象を変えるようにしています」(津曲さん)
写真/玉井俊行、取材・文/原 千香子、撮影協力/et vous?、再編集/久保田千晴