浅田美代子さんの私服拝見!仕事場はジャージー素材の紺ジャケットで、オフには艶感あるジャンパーで

おしゃれセンスにとても定評のある浅田美代子さん。プライベートのコーディネートはどう楽しんでいるのか、一週分を披露してもらいます。
PROFILE
浅田美代子/あさだ・みよこ
東京都出身。1973年のデビュー以来多くの映画、テレビドラマなどで活躍。センスあふれるおしゃれは、クウネル世代ばかりでなく多くの人の支持を集めている。今年4月から放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演予定。
【仕事場へ】大人カジュアルはバランス。

『ポロ』のジャケットは「きちんと感というより、ジャージ素材のカジュアル度がほどよく、仕事に向かうテンションにもぴったり」。下には絞り模様の『LAUREN』のニット、『DENHAM』のルーズなデニムはカーブシルエット、足元は『ステラ・マッカートニー』と活動的なスタイル。『エルメス』エヴリンはストラップを付け替えて。
【ショッピング】素材で遊ぶ大好き白×黒。

気になった店に入ってみる。『サンローラン』のスタジアムジャンパーはいい感じに力が抜けた印象で、ショッピングにも最適。カジュアルでも光沢があり『セリーヌ』の落ち感も優雅なプリーツパンツと好相性。『コム デ ギャルソン』の厚底シューズで安定感とおしゃれ感を確保して。40年くらい前の『シャネル』のミニトランクをお供に。
【ギャラリーへ】表情豊かな服の楽しみ。

ひとりで静かに時を過ごす。そんなシチュエーションには愛するモノトーンでまとめる。「『LIMI feu』も大好きなんです。このスカートのデザインもお気に入り」。同じく大好きブランドの筆頭『コム デ ギャルソン』のニットを合わせてシンプルに。パール、ゴールドのネックレスを着け足元は『ステラ・マッカートニー』のブーツで。
服をコーディネートするときには、必ずちょっとはずしてみるんです」と浅田美代子さん。
たとえば、エレガントなスカートにはヒール、ではなくあえて重めのブーツを合わせるのだそう。
「ワードローブは黒や紺、カーキが多く、洋服は基本的に気に入ったら長く大切に着るほうです。今気に入っているのは片面がチュールのリバーシブルスカート。1枚で雰囲気がぐっとよそゆきになって、本当に便利なんです」
洋服の着こなしでもうひとつ心がけているのは、引き算。
「年齢を重ねたら、服を着るときにあまりごちゃごちゃさせないようになりましたね。アクセサリーや小物も引き算するくらいがちょうどいいかな、と」
とはいえ、ただシンプルになりすぎるのでなく、時に小さなバッグを斜めがけしてポイントにするなど、大人ならではのかわいさ、浅田さんらしさが際立つ、コツもあるようです。そして……
「大好きな洋服を着こなすために、体型が変わらないよう食事など気をつけています」。おしゃれは技術や気合ではないこと、浅田さんは偉大な手本です。
『クウネル』3月号掲載 写真/輿石真由美、ヘア&メイク/新井克英(e.a.t...)、取材・文/中條裕子、原 千香子
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『クウネル』NO.131掲載
パリ・東京おしゃれスナップ187
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