【おしゃれ友達スナップ】ファッションをともに学んだ3人、作家と料理人。刺激し合う仲間のファッション競演
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同級生、仕事仲間、先輩後輩......、おしゃれ友達は楽しい!洋服好きな友達が集まれば、新しい服、 好みの着こなし、おしゃれトークは止まりません。
学生時代共にファッションを学んだ同級生仲間の、福田麻琴さん&石川亜耶さん&上野信与さん。
先輩後輩の、料理研究家・馬 衣真さん&作家・甘糟りり子さん。
2組にお話をお伺いしました。
\同級生仲間/
福田麻琴さん×石川亜耶さん×上野信与さん
文化服装学院でファッションを共に学んだ3人。卒業後もスタイリスト、ファッションブランドのプレスとして、服飾の世界で働いてきました。職業柄、シーズンの流行に関する知識はあるけれど、年を重ね、自分が着るものとしてはそれほど流行りを追わなくなったと口を揃えます。
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(右)コートは『kolor』。『GO BAG HOME』のバッグと。(中)『ファリエロサルティ』のストールに『H BEAUTY & YOUTH』のジャケット。(左)『ライト ル シャプラン』のジャケットに『Pheeta』のニットベストを。
「やっぱり素材や作りがよくてサイズ感が合うもの。着心地がいいことが一番大切だと思います」(石川さん)
「かわいいと思うものは3人とも共通しているのですが、着こなしはばらばら。各々の個性に合わせたコーデが面白いです」(上野さん)
今日はチェックをテーマに、ジャケットやコートで今の気分を表現してくれた同級生仲間。「これから50代に向かって、どんなおしゃれをしていったらいいかが課題。どんな大人ファッションがしっくりくるか、ご飯を食べながらあれこれ話しています。もちろん健康とかお金も重要テーマ!」(福田さん)
福田麻琴/ふくだ・まこと
スタイリスト
(写真・中)
本誌をはじめ、多くの女性誌、広告、CM、カタログ、タレントのスタイリングを手がける。留学経験もあるフランスのスタイルが好き。
石川亜耶/いしかわ・あや
『ステディスタディ』ディレクター
(写真・右)
国内外のファッション、ライフスタイルブランドを手がけるPRエージェンシー『ステディスタディ』で多彩なディレクションを担当。
上野信与/うえの・のぶよ
『KEN OFFICE』ディレクター
(写真・左)
セレクトショップのPRで10年間勤務ののち、編集制作プロダクションに参画。3人の中では「最もモードコンシャスな人」だそう。
\先輩後輩/
馬 衣真さん×甘糟りり子さん
甘糟さんの描く小説世界に憧れて、知人の紹介で知り合ったふたり。今では馬さんは甘糟さんを「鎌倉の姉」と呼ぶほどの信頼が生まれました。
「10歳違いだけれど、友達みたいなお付き合いです。衣真ちゃんのおしゃれに刺激を受けることも多くて、アクセサリーの楽しみ方やリップの色などアドバイスをもらっています。 私がDJイベントをしたときの衣装も衣真ちゃんに相談したんですよ」と甘糟さん。
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(右)バッグはふたりとも『トッズ』、馬さんのスニーカーは『ゴールデングース』。 (左)『TOMORROWLAND. B』のシャツと『COGTHE BIGSMOKE』のスカートにレザーマントを合わせて。
今日は『トッズ』の印象的なレザーのマントをさらりと羽織ってくれました。グラマラスな雰囲気の甘糟さんにぴったりのチョイスです。
「この頃自分に似合うものがわかってきた気がします」という馬さんは『エディットアンドコー』のシャツとパンツで爽やかな冬の白を。足元には甘糟さんはヒョウ柄のクロッグ、馬さんはスニーカーでドレスダウン。そんなところにもふたりのおしゃれセンスが響き合っています。
馬 衣真/ま・いま
料理研究家・レストランオーナー
(写真・右)
料理研究家であり、六本木の中華料理店『華都飯店』の3代目オーナー。著書に『馬衣真のささっと中華ごはん』(ルックナウ)がある。
甘糟りり子/あまかす・りりこ
作家
(写真・左)
『産む、産まない、産めない』、『私、産まなくていいですか』(ともに講談社文庫)、『鎌倉だから、おいしい。』(集英社)など著書多数。
『クウネル』2025年3月号掲載 写真/和田直美、取材・文/船山直子
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『クウネル』NO.131掲載
パリ・東京おしゃれスナップ187
- 発売日 : 2025年1月20日
- 価格 : 1080 (税込)