パリのおしゃれインフルエンサースナップ。「『ヴォーグ』編集長からの“金言”がおしゃれマイルール」
フレンチヴォーグのエディターとして、モードの最先端にいたマチルドさん。そんな彼女が着る今の服とは? おしゃれを極めた女性が心地よいと感じるスタイルを紹介します。
『ヴォーグ』編集長からの“金言”が、私のおしゃれのマイルール
①小物は色のトーンを合わせる
②ジャケットの下は薄手のトップスですっきり
③素材で季節感を取り入れる
展示会訪問スタイル/ボーダー&ホワイトデニムスタイル
オーセンティックな花の刺繍のジャケットには、ボーダーと白デニム、キャップでカジュアルダウン。この冬のトレンドカラー、ライトブラウンやマロンカラーなどの小物で季節感をプラス。
Outer ......... Giesswein
(オーストリアブランド)
Tops .......... プチバトー
Bottoms .... スール
Scarf ......... エルメス
Bag ............イザベル・マラン
Shoes ........ &アザーストーリーズ
ノルウェー人の両親を持つマチルド・ブルトーさんは、パリで生まれ育ったパリジェンヌ。毎年夏休みは両親の故郷であるノルウェーで過ごし、異文化ミックスの環境で育ちました。
「子供の頃、両親がノルウェーの伝統的な赤いサボと北欧スタイルの服を着せてくれましたが、物心がついてくるとキルト服には抵抗が生まれ、好きなサボにオーバーオールを合わせるなど、子供でも好きなものを選び、自分なりのおしゃれで伝統服を楽しみました」
日々のファッションスナップがアップされている、マチルドさんのインスタグラム(@mathilde.bulteau)より
10代はフランスのモード誌『20ans(ヴァンタン)』が大好きなおしゃれ少女。タータンチェックのミニスカートやイギリスのパンクテイストが好きでした。その後はモデルになり、仏版『ヴォーグ』がアシスタントを募集しているのを知って面接へ。そこにはファッションアイコンのカリーヌ・ロワトフェルド(2001年から2010年まで仏版『ヴォーグ』の編集長)がいました。
「カリーヌから『あなたの好きなフォトグラファーは?』と聞かれ『マリオ・テスティーノ』と答えたら『OK、明日から来て』と即、採用に」
そこから17年間、編集部でエディターとしてアシスタントを務めました。
マチルドさんのインスタグラム(@mathilde.bulteau)より
「元モデルで英語が堪能など、カリーヌとの共通点が多かったのがよかったのかも。長年モードの世界にいたけれど、私自身のファッションはブランドの服で固めることも、メイクをびしっと決めることもありませんでした。なぜならそれは自分らしくないと思ったから。当時A.P.C.のデニムばかり穿いていたので、編集部では“マダムA.P.C.”と呼ばれていたほどです」
マチルドさんのインスタグラム(@mathilde.bulteau)より
当時カリーヌから言われ、ずっと心の奥に残っている言葉があります。
「『靴を選ぶのなら華奢なハイヒールかフラットシューズのどちらかにすること。中途半端な高さのヒールなんて素敵に見えないから』と。これは当時から自分のルールになりました。もちろん今はハイヒールが無理だからフラットシューズ一辺倒ですけど」
マチルドさんのインスタグラム(@mathilde.bulteau)より
PROFILE
Mathilde Bulteau/マチルド・ブルトー
コンサルタント
56歳
パリ生まれ。長男(28歳)と長女(26歳)は独立。パリ植物園や大学、出版社などが並ぶ文化的なエリアで夫と猫と暮らす。現在はスカンジナビア家具や雑貨を扱うブランドのコンサルタントに従事。
『クウネル』2026年3月号掲載
写真/新村真理、コーディネート/鈴木ひろ子、文/今井 恵
SHARE
『クウネル』NO.137掲載
パリ・東京、最新スナップ194
- 発売日 : 2026年1月20日
- 価格 : 1,080円 (税込)