地曳いく子さんが斬る!おしゃれな人のヘアスタイルは何が違うのか?vol.4「人生を変えたかったら、美容院と髪型を変えよう」
ヘアスタイルに迷う大人世代に、ご意見番の地曳いく子さんがレクチャー。おしゃれな髪の実例とともに、残念に見える髪の解決策を解説します。
vol.3「クセは生かす方が断然いい」 からの続きです。
髪色の変化で広がる、おしゃれの幅。
そして、髪をおしゃれに見せたいなら、まずは髪色を変えてみるのも得策です。例えば白髪をエクスキューズに金髪にするという手も。昔だったら不良少女と呼ばれたけれど、大人は大丈夫!
ひうらさとるさんのように、金髪と伸びてきた黒い髪をミックスしても意外になじむし、松澤尚美さんのようにポイントでアクセントカラーを入れて楽しむのもアリ。髪色が変わるだけで似合う服も変わるので、おしゃれの幅が広がりますよ。
ひうらさとるさん 漫画家 59歳
2年半前に金髪に。リタッチは2か月に1回。白髪も目立たず、シンプルな服でも垢抜けて見えるのがお気に入り。
あと、クセ毛のボリュームを抑えるためにシャギーで髪を取りすぎるのもどうかと思います。サロンで仕上げてもらったときはいい感じでも、自分で上手にセットできないと貧相に見えて、雨に濡れた捨て犬みたいになっちゃいますよ。クセ毛のおかげで髪がぺたんと見えないメリットもあるわけだから、それを逆手に取ってうまく利用しましょう。
松澤尚美さん コーディネーター 61歳
全体はブリーチで白髪をなじませつつ、裾の内側だけピンクのヘアマニキュアを入れてアクセントに。
ベーシックな髪色で素敵だなと思ったのがウー・ウェンさん。カラートリートメントで自分で染めているそうですが、ダークブラウンの引き締め色が髪全体をコンパクトに見せていて、華やかな柄ストールとのバランスも絶妙。服や小物で遊ぶのが好きな人は、このくらいシンプルに抑えた方がファッションとの相性がいいかもしれません。
色は失敗しても染め直せばいいし、この年になると若い頃とは別人くらい変身しちゃってるから、外国人になったつもりでいろいろ試してみればいいと思うんですよ。カットで失敗しても髪はまた伸びるし、いくらでも取り返しがつくから失敗上等!
ウー・ウェンさん 料理研究家 61歳
後ろを刈り上げたショートボブ。白髪は自然派のカラートリートメントで週1回ケア。色はダークブラウンが定番。
人生を変えたかったら、美容院と髪型を変えるのが一番。美容院はどんどん浮気していいと思う。やっぱり元のサロンに戻りたい……となっても、きっと温かい目で迎えてくれます。そして、気に入ったサロンを見つけたら、1回、美容師に丸投げしてみるのも手。自分では似合わないかも、と思ってもまわりから絶賛されることってあるんです。
一度きりしかない人生、冒険してみましょうよ。これはファッションにも言えることですが、おしゃれは今の自分を見つめ直し、変化を楽しめる人が勝ち!
残念なヘア&アウトな行動
column 残念なヘア&アウトな行動1
自分で再現できない髪型をオーダー
「サロンの仕上がりと同じに再現できない髪型にしてしまうとおしゃれヘアも無惨なことに。自分のスタイリングの腕も加味して美容師にオーダーを。」
column 残念なヘア&アウトな行動2
とっておきの一張羅を着てサロンに行く
「美容院はその日のおしゃれを判断材料にするので、普段よく来ている服で行くのがベター。いつもと違う服をいくなら毎日それを着て楽しもう!」
お話を伺った方
地曳いく子/じびき・いくこ
雑誌やトークショーなどで活躍するスタイリスト。ファッションから美容、人間関係まで、大人の悩みをズバッと斬る愛ある毒舌が人気。『ババアはつらいよ!番外編 地曳いく子のお悩み相談室2』(集英社)など著書多数。
写真/目黒智子、玉井俊行、和田直美、加藤新作、イラスト/関 美希奈、取材・文/矢沢美香
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