大人の旅に!一度は行きたい日本一の朝市「青森・館鼻岸壁朝市」レポート
学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。今回は八戸で開かれる日本一の朝市での食べ歩きや湯活で春の青森を満喫しました。
念願!日本一の朝市へ
以前から噂には聞いていて、いつか行ってみたいと思っていた「館鼻岸壁朝市」。300 以上の店が並び、毎週数万人もの人が集う日本最大級の朝市に念願叶って、初参戦しました。
広い漁港の岸壁を埋め尽くした朝市は端が見えないほどで想像以上の規模の大きさ、まだ日の出前だというのに凄い人出に圧倒されました。さすがは日本一の朝市と思いながら、人の波に身を任せてお店を覗いていくと新鮮な魚介や乾物、野菜などの食材系はもちろん炭火焼や汁物、揚げ物にパンなどの食事系と魅惑的なラインナップ。私は完全にロックオンされてしまいました。
ローカルフードが大充実
市場の雰囲気にのまれてしまいなかなか食べ始められない私に館鼻上級者の友達は「買うなら今〜後で戻ってはないよ。」とアドバイスしてくれました。確かに広い会場でまた戻るというのは一苦労、ここでは直感に任せて食べるのが一番。ローカルフードの珍しい物も多く、目移りしていましたが一度食べ始めたら止まらない貪欲な食いしん坊。
里芋の旨煮揚げ、手羽先揚げ、チヂミにパイカ鍋、ホッキ飯、せんべい揚げとひとりで食べきれないものは友達とシェアしながらの食べ歩きは夢のようなひとときでした。
午前8 時半をすぎるとあちらこちらで完売の札が掲げられ、早々と店じまいする店もちらほら。元々、食べ歩き好きな私にとって、ここはまるでパラダイス(絶対に戻ってくるよ!)と「館鼻岸壁市場」に別れを告げました。
八戸の食のテーマパーク?!
「八食センター」は八戸の食の魅力が詰まったテーマパークのような施設。珍しい魚介類はもちろん、地元の野菜やブランド牛、調味料などスーパー感覚でお買い物が出来ます。南部せんべいのコーナーには様々なメーカーの物が並んでいて、奥深さを感じました。
また、お酒売り場には青森だけでなく東北地方の銘酒やクラフトビールなど充実の品揃え。館内で購入した食材を炭火で焼いて食べられる七厘村があり、大人気。食材の豊富さや新鮮さから観光客だけでなく地元の人にも愛されているスポットです。
三沢は温泉天国でした
意外と知られていないのですが三沢市内には10 ヶ所も温泉施設のある温泉天国。泉質の違う温泉が幾つかあり、ワンコイン以下入れる銭湯として地元の人の憩いの場にもなっているとの事。今回は空港の近くに温泉があると聞いて、帰りのフライト前に「三沢空港温泉」に立ち寄りました。
女性には嬉しい美白の湯・天然アルカリ性単純温泉の源泉掛け流しという贅沢さ。ドライとスチームのサウナがあり、水風呂は11°Cとかなり低めでサウナ好きには好評なんだとか。露天風呂のスペースには寝湯まである充実した施設で大好きな湯活まで満喫出来ました。
戦利品は乾物&乾き物
今回の私の戦利品は乾物&乾き物がほとんどです。朝市での買い物は手作り系の寒大根や汁せんべいなど食材の買い足し。生ものを買い求めるならジップロックやクーラーバッグなど持参した方が良さそうでした。
八食センターでは八戸で水揚げされたイカを使った珍味「なかよし」やクセになる味の「カリポリ貝ひも」などお酒のつまみをメインに青森県の家庭の冷蔵庫には常備されているいう噂の調味料「スタミナ源たれ」、クラフトビールなど購入し、自宅でゆっくりと余韻に浸りました。
大好きな食べ歩きと湯活を堪能して、八戸・三沢は私のまた行きたい街ランキング断トツトップに躍り出ました。
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この記事の
プレミアムメンバー
石黒美穂子
フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko