素敵な大人になるために…心に留めておきたい素敵な言葉2/脳科学者 中野信子さん、評論家 樋口恵子さんなど

素敵な大人になるためにしたいこと、やめること。

かっこいい大人、面白い大人、ご機嫌な大人……。「素敵だな」と思う方々が、「大人」をキーワードに発した言葉をご紹介します。

1/脳科学者 中野信子

中野信子 言葉

いまの自分を変えようとするのではなく、いまの自分を生かすのです。

中野信子著『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』サンマーク出版

中野信子/なかの・のぶこ

脳科学の知見を活かした解説が人気。脳には人それぞれ特徴があり生まれつきの個性を持っている。運のいい人になりたいと自分(個性)を変える努力をしがちだが、至難の業。いまの自分の資質を最大限に生かす方法を探るほうが運のいい人になるのではと考える著者の言葉。

2/評論家 樋口恵子

「もう年なんだから」なんて自分をおとしめる言葉は使わない

樋口恵子著『93歳、あとは楽しげに生きる ヨタヘロな私の心得69』講談社

樋口恵子/ひぐち・けいこ

女性問題、福祉、教育の分野で活動。体力や気力が衰え始めた老いの状態を表す造語「ヨタへろ(ヨタヨタとヘロヘロを合成)」考案。ヨタへろ世代に向けて、80代より〝今が幸せ〟と言える秘訣をまとめた近著の中の名言。

3/クラター・コンサルタント やましたひでこ

足し算の生活から引き算の生活へとシフトチェンジ

やましたひでこ著『新・片づけ術 断捨離』小社

やましたひでこ

大学在学中に入門したヨガ道場で心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出合い、モノの片づけを通して誰もが実践できる自己探求メソッド「断捨離」を考案。30年以上前、高野山の宿坊に滞在した際の気づき。

4/「おいしいもの研究所」代表 土井善晴

ご飯を炊いて、菜(おかず)も兼ねるような具だくさんの味噌汁を作ればよいのです。
自分で料理するのです。そこには男女の区別はありません。

土井善晴著『一汁三菜でよいという提案』新潮社

土井善晴/どい・よしはる

スイス、フランス、大阪で料理修業。父・土井勝の料理学校講師を経て、おいしいもの研究所設立。和食の伝統的な考え方「一汁一菜」を現代の食生活に提案し、家庭料理をより楽しめるよう活動。名著の一汁一菜の提言。

イラスト/川原真由美、編集/河田実紀

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『クウネル』NO.135掲載

素敵な大人になるためにしたいこと、やめること

  • 発売日 : 2025年9月20日
  • 価格 : 1,080円 (税込)

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