大塚寧々さんの人生にインパクトを与えた3冊。心を異空間に解き放ってくれるのも読書の喜び

中学生の頃に読んだ『氷点』(上・下) 三浦綾子 著

妻が若い男と逢い引きをしている間に、3歳の娘を殺害された男性医師の復讐心が引き起こした人生の過ち。愛と罪と赦しとは?と考えさせる作品。角川文庫

高校生の頃に読んだ『イリュージョン』リチャード・バック 著 村上 龍 訳

おんぼろ複葉機に乗った救世主ドンとリチャードが出会い、そこから「完全なる自由を求めて」繰り広げられるアメリカ中西部が舞台の冒険の日々。集英社文庫

50代になって読んだ『本所おけら長屋』1~20巻 畠山健二 著

ひと癖ある住人たちが暮らす本所亀沢町のおけら長屋では、毎日何かしら小さな騒動が起きている。まるで江戸落語の世界のような連作時代小説。PHP文芸文庫

誰しも人生の傍に本の存在があるのではないでしょうか。

時に新しい扉を開き、背中を押し、心を癒してくれることも。素敵に年齢を重ねる13人の方々 ...[続きを読む]

『クウネル』2024年11月号掲載 写真/加藤新作、 編集・文/今井恵、矢沢美香

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『クウネル』NO.129掲載

素敵に年を重ねるためにしたいこと、やめること

  • 発売日 : 2024年9月20日
  • 価格 : 1000円 (税込)

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