【ふたり暮らしにちょうどいい】元保護猫5匹・保護犬1匹と暮らす、鎌倉山の家。白鳥ゆり子さん/前編
家族の形の変化に合わせて、住まいや暮らし方をどうするかはマチュア世代の大関心事。特にふたり暮らしになって転換をうまく実行してきた白鳥ゆり子さんに取材しました。
どこからも中庭が眺められる憧れのL字型の平屋。
人も動物も集まるダイニングキッチン。テーブルは『ザ・コンランショップ』。椅子は『カンディハウス』。床はオーク材のフローリング。オーダーメイドの食器棚の上は書斎から続くキャットウォーク。
8年前に自らのプランで建てた家で、夫と元保護猫5匹&元保護犬1匹と暮らしている白鳥ゆり子さん。こだわったのはダイニング中心の家にすることでした。
キッチンの窓からは中庭を一望。シンク下収納はオーダー家具・キッチンを手掛けるメーカー『レザルク』に寝室の壁と同色で発注。冷蔵庫などは、動線を考慮しつつ目に入らないキッチン横のストレージルームに。
「テレビも観ないし、前の家ではリビングのソファーは来客の荷物置き場になっていたので、だったらダイニングが中心でいいのでは」と思ったのが始まりです。
中庭ビューのコンパクトなリビングには趣味の日本画のデスクも。ベッドルームとの仕切りは扉ではなくカーテン。「テレビはなくて、映画を観るときはここでプロジェクターで」。
「人が来てもダイニングで、料理作りながら飲んだり丸テーブルを囲んで。私も居る時間が長い好きな場所ですけど、犬や猫たちもここに集まりますね」
通りから5m下がった土地に建つ「静かな」家。外壁はウエスタンレッドシダーに塗装。メインの庭のウッドデッキは、ダイニングから繋がるアウトドアリビングとして活用。
白鳥ゆり子さん宅の間取り図。
72平米。15坪に寝室など7坪分を加えてL字型に。左上と下部のウッドデッキの先、2ヵ所に庭が広がる。書斎の屋根裏の小屋裏収納をはじめ玄関のシューズクロークなど収納スペースも充実。
PROFILE
白鳥ゆり子/しらとり・ゆりこ
住宅設計施工会社 代表 55歳
父から引き継いだ注文住宅の設計・施工会社「技拓」の代表。会社から近い鎌倉山の自宅は、「時を経て、趣のある家」を目指す「技拓イズム」を発信する場所に。
『クウネル』2026年5月号掲載
写真/加藤新作、取材・文/黒澤弥生
SHARE
『クウネル』NO.138掲載
幸せを引き寄せる、住まいの整え方
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