アンチエイジングケアに必須⁈コラーゲンとビタミンCに再注目【ウェルネス・ビューティジャーナル】

定番の成分ながら再び脚光を浴びているコラーゲン、ビタミンCにフォーカス。美の目利きがアイテムを厳選してくれました。
肌のハリやしなやかさ、全身に欠かせないコラーゲン。大人は意識的に取り入れて。
「コラーゲンを飲んだら翌朝肌がプルプルになる、と信じている人はさすがにいないと思いますが、コラーゲンは皮膚、骨、筋肉、血管などをつくる全身に必要な成分。肌や体のためにいいことは間違いないので、インナーケアも有効だと思います」(片岡さん)
「コラーゲンも長くスキンケアに使われている成分ですが、昔に比べてコラーゲンのことが解明されてきた印象。加齢によりコラーゲンの構造形成がうまくいかず、ハリ低下につながるといった新たな知見もあり、そこをどう補ってハリを高めるか、いかにコラーゲンをつくらせるかに注力したアイテムも登場しているので、昔とはイメージが変わると思います」(入江さん)
「コラーゲン産生を促す意味では『エフェクティム』の美顔器もおすすめ。操作がラクなので初心者にも使いやすく、スピーディな効果も期待できます」(片岡さん)

1「1日1回、大さじ1杯強の手軽さ。低分子コラーゲンでさらっと溶けやすく、コーヒーや味噌汁と一緒に」(片岡さん)
〈ザ・コラーゲン(パウダー)〉126g 2,484円/『資生堂』
2「即効的な引き締まり感があり、美容液も優秀。半顔3分で操作も簡単」(入江さん)
〈エフェクティム スムース ビューティー リフティング アクティベーター〉 110,000円/『資生堂』
3〈スムース リフティング セラム〉30㎖ 16,500円/『資生堂』
4「コラーゲン研究にも信頼。キメがふくらむようなパン!としたハリ感が」(入江さん)
〈アンフィネス パンプ イノベーション〉40㎖ 11,000円/『アルビオン』
5「コラーゲン一筋のブランドの名品。リニューアルして使い心地もアップ。使わないと損!」
〈クリーム20(医薬部外品)〉30g 14,300円/『再春館製薬所・ドモホルンリンクル』
シミ、くすみ、ハリ、毛穴からストレスケアまで。ビタミンCはマルチな効果を発揮。
「ビタミンCは化粧品素材として、ずっとすたれない存在。効果感が高くトラブルが少ないので、メーカーもユーザーも安心して使用できるメリットがあります」(入江さん)
シミ、くすみ、ハリ、毛穴に対するマルチな働きに加え、注目すべきはその抗酸化力と言います。
「酸化は老化の大本なので抗酸化はエイジングケアの要。ビタミンCのパイオニアである『オバジ』は肌のにごりの原因を抑制する働きに着目するなど、新しい技術を投入。『ドクターシーラボR』もクリニックの技を駆使しつつ穏やかな使用感で、リニューアルした化粧水は浸透感もアップ」(入江さん)
「体調不良や二日酔いも酸化によるところが大きく、またストレスを受けると体内でビタミンCが消費されます。コラーゲンを生み出すのに欠かせない成分でもあるので、内外からのアプローチを」(片岡さん)

6「高濃度ピュアビタミンC、ビタミンE、フェルラ酸の抗酸化トリオを組み合わせた頼もしい手応えのセラム。肌がキュッと締まってクリアに」(片岡さん)
〈C E フェルリック セラム〉30㎖ 31,130円/『スキンシューティカルズ』
7「リッチな保湿感もあって肌がつるんとなめらかに。マルチな働きで年齢肌のケアが全部叶う」(片岡さん)
〈VC100エッセンスローションEX〉150㎖ 5,390円/『ドクターシーラボ®』
8「くすみが抜けて肌トーンが上がる感じ。ほどよいとろみ感があり浸透性も◎。ビタミンCケアの入門におすすめの1本」(入江さん)
〈オバジC クリアアドバンスドローション〉150㎖ 4,950円/『ロート製薬コミュニケーションコール』
9「粉っぽさや酸っぱさが抑えられていて飲みやすい。調子が悪い時に飲むとより実感が」(片岡さん)
〈SINTO リポソーム ビタミンC〉2.3g×30包 8,980円/『プレミアアンチエイジング』
お話を伺った方

入江信子/いりえ・のぶこ
女性誌を中心に美容記事を執筆。肌の仕組みや美容成分についても熟知、丁寧な取材と自身の経験をもとに大人に役立つ美容情報を発信している。美肌の持ち主としても有名。

片岡えり/かたおか・えり
多くの女性誌やウェブマガジンでスキンケア、ヘア、ボディ、トレンドメイクなどの美容ページを担当。インナーケアや美容医療の取材も多数こなし、内外ビューティに精通。
『クウネル』2025年5月号掲載 写真/池田 敦 cask、編集・文/矢沢美香
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