50代イラストレーター「顔のシミとり治療」ルポ。気になる値段やアフターケア、そして成果は⁈
〈クウネル・サロン〉のプレミアムメンバーで、人気イラストレーターの柿崎こうこさん。最新刊『50歳からの私にちょうどいい美容と健康』は、発売してすぐ重版に!そんな話題の新刊から、顔のシミとり治療をレポート。クリニックの決め手やアフターケアについて教えていただきました。
50歳からの美容と健康がテーマのイラストエッセイ
長年、女性誌や広告などで活躍を続ける人気イラストレーターの柿崎こうこさん。現在53歳の柿崎さんが、20代前半から積み重ねてきたこと、ここ数年ではじめたこと、暮らしの中で取り入れていることなど、「体、見た目、暮らし、心」と4つのテーマでまとめた本書。
「自分にとっての心地よさを探る=ととのえる」ということを軸に、工夫していることや楽しみながら実践していることが、柿崎さんのかわいいイラストとともに丁寧に綴られています。
50代前後の体や心の変化からくるリアルな悩みも、まるで女友達とのおしゃべりするような気分で読み進められます。クウネル世代にとって、きっと新しい発見がある充実の一冊。
今回は〈クウネル・サロン〉の読者のために、本書の中から一部記事を特別に紹介します。
※これより下の記事は『50歳からの私にちょうどいい美容と健康』(CCCメディアハウス)からの抜粋です。
気になってきた顔のシミ!はじめての美容医療
紫外線が弱まる秋冬はシミ取りレーザーのベストシーズン。満を持して、2023年の秋口に施術を受けました。現在、施術から2か月経ちました。シミは日に日にきれいになっていますが、経過段階のため、クリニック名を明記することは控えたいと思います。個人の体験談として記します。
大手美容クリニックのシミ取りレーザー施術が、想像より手頃な価格と知って心をつかまれたのが夏頃のこと。そして秋、コンシーラーでカバーするのも厳しくなってきた頰のシミが気になって、施術を受けることを決意。
まずは、件の大手美容クリニックと最寄り駅近くで評判のいい皮膚科を比較することに。
美容クリニックのほうは、フリーダイヤルの問い合わせ窓口があります。気兼ねなく質問ができて、ちょっとした不安まで話せる雰囲気がありました。いい意味で営業的な印象です。
一方、皮膚科はあくまでも病院。もちろん質問には丁寧に答えてくれますが、一定以上のことは診察で相談することになります。シミの大きさで料金が決まる点はどちらも同じで、これはわりと一般的なようです。
施術まではこのような流れでした。
①カウンセリングを受ける(※ダウンタイム、アフターケアなどの説明も)。
※施術痕が沈静するまでをダウンタイムという。
②カウンセリング後、医師の診察を受ける(シミがレーザー治療に適したものか判断)。
色素沈着や肝斑などが混在していると施術方法が変わったり、一度で取るのは難しかったりすることも。私は特に気になっていた左頰のふたつのシミを取ることにしました。
後日。施術はあっという間で、体感としては1分ほど!痛みは我慢できる程度でした。麻酔の有無は選ぶことができて、私はなしに。ただ、範囲が広い場合は、麻酔があったほうが安心かもしれません。
施術痕に軟膏を塗ったら終了です。1時間ほど少しヒリヒリしましたが、その後の痛みはありませんでした。
施術から1週間ほどは、生々しい施術痕を見て不安になることもありましたが、ケア方法も術後の経過も、体質や年齢で本当にそれぞれ。一喜一憂しないで気長に待つのがよさそうです。
施術から現在2か月。まだうっすら赤みが残っていますが、コンシーラーでカバーすれば、ほとんど目立たないくらい薄くなりました。
・柿崎さんが続けてきてよかったこと・
「背筋を伸ばす」
20年前、自著第一号となるイラストエッセイのまえがきにこう記しました。「『キレイになりたい』と思っている女性になにかひとつおすすめするとしたら、それは『姿勢を正すこと』。これほど簡単で手間も時間もかからずに、体にも心にも即効性があるものはないと思っています」。今回久しぶりにこれを読み直し、我ながら感心すると同時に、思わずスッと背筋を伸ばしてしまいました。「背筋を伸ばす」という言い方も補足して、最後にもう一度これをお伝えしたいと思います。
好評発売中!柿崎こうこさん新刊
『50歳からの私にちょうどいい美容と健康』
「大人世代のきれいや元気には、お手入れやメンテナンスはもちろん、日々の暮らし方や心持ちなどトータルの充実が大切」と、身をもって感じているイラストレーター・柿崎こうこさん。本書は、柿崎さんが若い時から積み重ねてきたことから、ここ数年ではじめたこと、暮らしの中で取り入れていることなど、「体、見た目、暮らし、心」と4つのテーマで綴ったイラストエッセイ。4/26発売。(CCCメディアハウス)
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この記事の
プレミアムメンバー
柿崎こうこ
1970年生まれ。雑誌や書籍、広告媒体などで幅広く活動中。著書は「50歳からの私らしい暮らし方」(エクスナレッジ)。40代半ばからはじめた、自身の暮らしや心身を整える小さな工夫を綴ったイラストエッセイ。体と心の美容と健康をテーマにした最新刊「50歳からの私にちょうどいい美容と健康」(CCCメディアハウス)も好評。
HP:kakizakikoko.com
Instagram:@kakizaki_koko