【「リサとガスパール」が綴られる家】作品が生まれるアトリエ、キッチンで過ごす1日が心地いい。/後編

アンさん、ゲオルグさん パイ市内にあるアパルトマン アイキャッチ

家は住む人を守り、心をなごませる大切な容れ物です。心からのくつろぎを求めて家をつくった人たちに、その住み心地を聞いてみました。

今回は、世界中で愛される「リサとガスパール」の作者ご夫妻の、居住空間とアトリエが広がるパリ市内のアパルトマンをご紹介します。

【「リサとガスパール」が綴られる家】アンさん、ゲオルグさん夫妻が暮らすパリのアパルトマン。/前編からの続きです。

長く大切にしてきた家具や古いもの飾って、居心地のいい空間に

1日の過ごし方は、ゲオルグさんはアトリエにいることが多く、アンさんは眺めが良い仕事場兼寝室や、料理をしながらキッチンで過ごすことが多いそうです。

アンさん、ゲオルグさん パリ市内にあるアパルトマン アトリエ

アトリエ
1階の庭に面したゲオルグさんのアトリエでは「リサとガスパール」を始めとする新しい絵が生まれ続けている。

アンさん、ゲオルグさん パイ市内にあるアパルトマン キッチン

キッチン
ブロカントで見つけたワイン瓶を乾かすラックに合わせてキッチンをリフォーム。「木工職人に『IKEA』のキッチンユニットの表面を変えてもらいました」とゲオルグさん。テーブルはイタリアの家から運んだもの。

アンさん、ゲオルグさん パイ市内にあるアパルトマン リビングルーム

ハーブの鉢やドライフラワーをキッチンに。

「何曜日の何時にこれをする、という決まりはなくて、仕事と家族、来客、すべてが混ざり合ったような生活。天気が良ければ庭で仕事をすることもあります」

アンさん、ゲオルグさん パイ市内にあるアパルトマン バスルーム

バスルーム
キッチンの隣にバスルーム。洗面台はアンティークをインターネットで購入。

長女は巣立ち、今は家族4人と犬と猫。

「子どもたちが全員独立したら、壁を取り払って広大な部屋に改装してもいいな、と今から夢見ています」

アンさん、ゲオルグさん宅の間取り図。

アンさん、ゲオルグさん夫妻宅の間取り図

1、2階で約185平米。築100年以上。庭は約200平米。1階はゲオルグさんのアトリエで2階は家族の居住空間。高低のある地形に建ち、玄関は2階にある。

PROFILE

アンさん、ゲオルグさん 

ゲオルグ・ハレンスレーベン/アン・グットマン

ゲオルグ・ハレンスレーベン 画家 67歳

ドイツ生まれ。大学卒業後、ローマで画家として活動をスタート。パリでアンと知り合い、結婚。他に「ペネロペ」シリーズや『イザベルと天使』(金の星社)など作品多数。

アン・グットマン 絵本作家 55歳

パリ生まれ。出版社ガリマール・ジュネスにデザイナーとして勤務。99年、夫との共作「リサとガスパール」を発表し、世界的ヒット。ストーリーづくりと装丁を担当する。

『クウネル』2026年5月号掲載
写真/篠 あゆみ、取材・文/木戸美由紀、編集/今井 恵

SHARE

『クウネル』NO.138掲載

幸せを引き寄せる、住まいの整え方

  • 発売日 : 2026年3月19日
  • 価格 : 1,080円 (税込)

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)