大人のおしゃれな冬モノトーンの着こなし。色小物でさらりと華やぎをプラス
静岡県で、長年夫婦で写真館を営んできた小和田妙子さん。60代を迎えてから今は、日々の暮らしとおしゃれをInstagramで発信し、多くの共感を集めています。そんな小和田さんの新刊『60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』(KADOKAWA)には、春夏秋冬の65コーデとともに、心地よく、自分らしく装うためのヒントが詰まっています。
発売から1週間で重版が決まった話題の書籍から、“冬のおしゃれ”にフォーカスして一部抜粋してお届けします。色小物を効果的に使って、おしゃれを人さじ。
目 次
おしゃれな先輩のコートを譲り受け、 鮮やかなブルーをプラス
コート(プレインピープル)、ニット(ユニクロ)、デニム(エヴァムエヴァ)、シューズ(コール ハーン)、巻物(スタディオクリップ)手袋(HILLDI)
友人から譲り受けたこのコートは1枚仕立てのフード付き。コートの分量が多く見えますが、見た目ほど重くなく、寒い日の屋外でも暖かく過ごせます。
近頃のブラックコーデには、差し色でブルーやグリーンを取り入れるのが密かなマイブーム。特にロイヤルブルーは、冬の暗い景色にぱっと鮮やかに彩りを添え、着ている本人も元気にしてくれます。
ちなみにこのコートをくださった友人は、ご年配ながらとてもおしゃれな方。お会いする度にハッとさせられ、よい刺激になります。ファッションだけでなくライフスタイル全てが素敵で…。絵画教室に通ったり、お庭にハーブを植えて料理に使ったりされています。インテリアも食器も北欧風で、お邪魔するのが楽しみです。何歳になっても、おしゃれ心を忘れない先輩がいることは、おおいに励みになります。
ニットの手袋は巻物に合わせてロイヤルブルーがよかったのですが、持ち合わせはネイビーだったので少々残念。いつかどこかで素敵なロイヤルブルーの手袋との出合いがあることを期待しています。
首元、手元、足元にグリーンの小物を効果的に配して
コート(パネンカ)、ニット(無印良品)、パンツ(プリスティン)、巻物(スタディオクリップ)、シューズ(ブリューテ)、バッグ(mamaʼs)、ソックス(ハミングバード)
最近よく使う巻物、バッグ、ソックスの3点同色セットは、無彩色の差し色になるグリーンです。
友人の手芸家に作っていただいたニット製のバッグは、物が入るとコロンとするフォルムが可愛く、色違いでいくつか持っています。彼女には、我が家のワンズに手編みのカウチンセーターやエコバッグを作っていただいたことも何回かあります。私の「好き!」をわかってくれる貴重な存在で、よくパンツアーと称してお出掛けにもつきあってもらっています。もちろん、このバッグをお供として一緒にね。
私の服としては新しい、パネンカさんのブラックデニムコート。グリーンの差し色が効いてお気に入りのスタイルになりました。ということで、黒にグリーン、ブルーや赤の差し色をするのが、ただ今のマイブーム。
秋冬は圧倒的に登場回数が多いトートバッグ。このバッグに合わせて探した巻物といっても過言ではありません。ソックスにしてもしかりで、こんなふうに物を選んだり探したりを楽しんでいます。
PROFILE
小和田妙子/おわだ・たえこ
静岡県在住。夫とともに32年間、写真館を営んできたのち、現在は日々の暮らしやおしゃれをInstagram(@taechan1001)で発信。シルバーヘアを生かしたトラッドスタイルや、無理をしないシンプルなおしゃれが共感を呼んでいる
発売わずか1週間で重版!憧れ60代、小和田妙子さんのスタイルブック
『60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』
Instagramフォロワー8.3万人、小和田妙子さんの待望の初著書。春夏秋冬の65コーデとともに、年齢を重ねても心地よく、自分らしく装うためのヒントを綴った一冊。派手すぎず、地味すぎない、そんな“大人のトラッド”を軸に、シルバーヘアに映える着こなしを、美しい撮りおろし写真とエッセイで紹介しています。
発売から1週間で重版決定!
『60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』(KADOKAWA)