【私の大切な漫画vol.4】懐かしいあの頃、大好きな猫。時間を忘れて夢中になれる漫画。

私の大切な漫画 さいとうあきこ漫画

ジャズ喫茶ロンパーチッチ 店主の齊藤晶子さん、フォトグラファーの砂原文さんの大切な漫画をご紹介。素敵なコンビに心打たれたり、個性豊かな猫が登場したり、どこか懐かしくて、好きが溢れる漫画は、読んでいて不思議と暖かく幸せな気持ちになれます。


何度でも読み返したい、ピュアな友情やひたむきな姿。

齊藤晶子さん


よつばと ルックバック スラムダンク
(上)『よつばと!』/あずまきよひこ
元気な5歳の女の子〈よつば 〉 と、とーちゃんの日常を描いた作品。「よつばと見る日常の景色は瑞々しいときめきに満ち、はっとさせられます」。2003年から連載中。KADOKAWA
(中央)『スラムダンク』/井上雄彦
お調子者の桜木花道とバスケ部の成長を描く不朽の名作。「登場人物全員が一途ゆえの清々しさが、今でこそ一層切なく眩しい」。2022年秋には映画化を控え、再注目されている。集英社
(下)『ルックバック』/藤本タツキ
小学4年生の藤野と、同校で不登校の京本。対照的な2人が出会い、共に漫画を描き始めてからの人生を描く。「きっと読み返さずにはいられない、すごい作品です」。集英社

異なるタイプのコンビが登場する3冊ですが、すれ違いや共鳴に一喜一憂しつつ惹き込まれていく作品です。「『よつばと!』は、何気ない幸せが詰まった、ゆるやかでやさしい世界を描いています。かたや『ルックバック』は、漫画で結びついた 人のパッショナブルなお話。幸せな高揚感から急転直下の展開ですが、前向きな気持ちに導かれるマジカルな描写が詰まった魔法のような作品です」

今でこそ漫画を愛する齊藤さんですが、漫画禁止の家庭で育ち、当時はこっそりと楽しんでいたそうです。「遥か昔に、学校で回し読みをした『スラムダンク』。最近甥っ子に全巻買い揃えたので、私も再読しました。桜木と流川、散りばめられた伝説の名場面との再会に感嘆しつつ、夢中のまま一気に読めて幸せな時間でした」


作者の深い猫愛、動物愛に思わず共感が止まらない!

砂原 文さん


動物のお医者さん よん&むー カボチャの冒険
(左)『動物のお医者さん』/佐々木倫子
獣医師を目指している西根が、 獣医学部で個性豊かな友人や教授、動物と関わりながら成長していくコメディ作品。「言わずと知れた動物漫画の王道。動物たちの名言も多い!」。白泉社
(中央)『カボチャの冒険』/五十嵐大介
東北の農村で、畑を耕して暮らす漫画家の作者と、その相棒である猫のカボチャの物語。「野山を自由に駆け回るカボチャと自然の描写が素晴らしく、心が大自然へ誘われます」。竹書房
(右)『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』/伊藤潤二
ホラー漫画家・伊藤潤二さんのエッセイコミック。猫を飼ったことがない作者が奥様の猫・よん&むーと親しんでいく様子を描く。「ホラー漫画家ならではの描写や表現も面白い」。講談社

猫の仕草や表情にキュンとしたり、猫あるあるに共感したり。愛があふれ、幸せな気持ちになれる3冊です。

「『よん&むー』は、猫慣れしている奥様に作者が嫉妬する様子がとても微笑ましく、猫初心者の葛藤と喜びに共感します。そして『カボチャの冒険』では、猫のカボチャが鳥を狩り、丸ごと食べてしまうシーンがあるのですが、当時我が家の猫たちも同じような ことをしていたので、印象に残ったことをよく覚えています」。作中に登場する猫の性格が飼い猫にそっくりで、思わず感情移入してしまうこともよくあるそうです。

「『動物のお医者さん』で登場する、おばあちゃん三毛猫のミケ。気性が荒くてプライドが高いところが我が家のロンにそっくりで、読みながらいつも感情移入してしまいます」。

『ku:nel』2022年1月号掲載
写真/砂原 文、取材・文/阿部里歩

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