センスの良い人の食卓は?緒方 環さんの一日一食スタイルがもたらす楽しみ。

緒方環さん

イラストレーターの緒方 環さんは、食事をとるのは1日に1回、夕食だけのライフスタイルを20数年も続けているそうです。そんな食生活を実践している理由と、食へのこだわりをうかがいました。

仕事をスイッチオフする、毎日の大きな気分転換。

1日1食の習慣は、自宅で仕事をする緒方さんが「1日の中でのメリハリをつけるために」決めたルール。「夜、おいしく飲んで食べるためにも、仕事に集中するためにも、昼間は少々空腹くらいの方がいい」のだとか。とはいえ、お腹が空いたら、日中でもフルーツやヨーグルト、スープなどは軽く口にするそうです。

「趣味は飲食と散歩」と口をそろえるパートナーとの暮らし。「今日は何を食べる?」という会話から始まり、二人で買い物に。「食材を見るのも買うのも楽しみのひとつ。仕事の気分転換を兼ねて近所のお店をハシゴします」。そして待望のアペリティフタイムになったらワインかスパークリングを開けて、飲みながら冷蔵庫の中をチェックし、作りながらまた飲む。「おいしい」の感動を共有しながら、二人で飲んで食べる至福の時間です。

前菜は緒方さんが作り、メインはパートナーが作る。

夕食は毎晩ほとんど自宅で。「自宅の食事なら、自分の好きなものを好きなだけ食べられて、好きなだけ飲めるから、何のストレスもありません」

”こつまみ”と称した前菜には、出汁で炊いた筍と蕗、ウド、里芋のポテサラなど、旬の素材を生かした小鉢が並ぶ。

「食」への情熱が高じて、食器のプロデュースも。

イラストの仕事先とのご縁で、hakuji(白磁)というテーブルウェアのデザインプロデュースもしています。「日常にもアートを」という思いを込めて、瀬戸の窯元の職人の手でひとつひとつ制作された器は、「我が子のように愛おしい」といいます。モノトーンの植物モチーフのイラストが料理を引き立てます。

緒方さんが描いた作品から、墨の濃淡までも忠実に表現されて。大皿¥4,200・中皿¥2,200・豆皿¥1,400・小付け¥2,200(hakuji/✉info@tamakiogata.com)

OXO(オクソー)のサラダスピナーで野菜の水切りは完璧に。チーズおろし器はキャロットラペ作りにも便利。

ワインクーラーには、冷凍庫で冷やして使うル・クルーゼのアイスクーラースリーブを。冷えたワインと一緒にギフトにしても喜ばれる。ピクニックの外飲みにも便利。

5個のル・クルーゼの鍋が活躍。

本日のメインはいつも冷凍庫に常備しているムール貝のワイン蒸し。

自然光で描く仕事のため、日が暮れたら仕事は終了。仕事を終えて午後5時からのアペリティフタイムがスタート、今日はシャンパンと空豆で乾杯、この組み合わせが、”最期の晩餐”に食したい不動の2トップだそうです。

刃研ぎのメンテナンスをしながら、長年愛用している鰹節削り器。「素材を生かして、手の込んだ料理は作らない」けれど、基本の出汁はていねいに。

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