【青木貴子さんの好きな店】季節を豊かに取り入れられるのは、 母と通う店への信頼ゆえ

青木貴子さん

買い物に都合がいいだけの場所ではなく頻繁でなくても訪ねると、充実した時間や生活が作れる特別な存在。青木さんの「贔屓」とは?

「王道をいきつつ、時代に合わせ呼吸をしている感じの店が好きです。マインドも店構えも間口が広いこと、居心地よく買いやすいのも大切」

青木さんが長くつきあう店はまさに暮らしを豊かにしてくれる存在です。

「ギフトの花束も仕事用も家の花もすべてFUGAで。センスも接客も抜群、 スタッフの知識も豊富、花はフレッシュ、と全幅の信頼を置いてます。私と母の家のベランダ植物も、メンテナンスはお任せ。大事にしていた鉢が絶体絶命の時に救ってもらったり、担当の仲村さんはさながら主治医のようです」

一方、絶対的あんこ党青木さん母娘が最も愛する和菓子屋は、青山の菊家。

「老舗なのに敷居が高くない。季節のお菓子のかわいさに惹かれて行き始め、20年以上通っています。時折寄って、きっぷのいい女将さんとおしゃべりをしながら買うのが楽しみ。ここにしかない名品も実は多いんです」

贔屓し始めたら、一途に「お得意さん」道を全うする青木さんのスタイルも各店のスタイルも正統で粋。


信頼のスタッフたちに任せる花選びや植物のメンテナンスに満足
『FUGA』


青木貴子さんと近江香朋里さんが『FUGA』の店内で花を選んでいる
「自分が欲しくなるような花束を作って下さる」近江香朋里さんに聞きつつ自宅用を購入。

スタイリッシュなフラワー&プランツショップの草分けでトップランナー。花・グリーンのセレクトと暮らしに生かす提案は、洗練度と専門技術の高さで、大人のファンが多い。「品揃えのセンスもすばらしい」と青木さん。

仲村博之さんと青木貴子さんが植物を選んでいる
仲村博之さんの助言で今年のベランダハーブ計画を。
『FUGA』の一階外にあるハーブコーナー
1階外のハーブコーナー。本日はモヒートミント他3種類をチョイス。
『FUGA』の1階には150種を超える生花が
1階には150種を超える生花が。「きれいな花に囲まれ、幸せな気持ちになれます。日持ちが格別にいいんです」
『FUGA』店内を歩く青木貴子さん
質の高いグリーンが揃う。ここから選抜されたシェフレラ、オリーブ等が青木さん宅に。
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季節ごとのお菓子も女将さんとの会話も暮らしの彩りに
『菓匠 菊家 』


『菓匠 菊家 』の女将、秋田隆子さんが接客している
女将、秋田隆子さんは毎日着物。「その着こなしに興味津々」と青木さん。

1935年に創業した骨董通りのシンボル的存在、昨年からはビル9階で営業。一子相伝の製法を守り一方で新しいアイデアを反映させた季節の菓子を販売。青木さんの夏のおすすめは向田邦子さんにも愛された水ようかん。

青木貴子さんと母の令さんのツーショット
母、令さんとショッピング帰りに寄ることも多いそう。
ショーケースに最中などのベーシックなお菓子が陳列されている
最中などベーシックなお菓子が真骨頂。「上品な甘さのあんこと味わい深い皮が絶妙。シンプルでいて絶品です」
初夏の上生菓子、左下から時計回りに清流、夏の海、紙風船、蛍狩りが皿に並んでいる
初夏の上生菓子、左下から時計回りに清流、夏の海、紙風船、蛍狩り。
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『クウネル』2022年7月号掲載

写真/山崎智世、目黒智子、取材・文/原 千香子

美木ちがやさんがブルーの洋服を身に纏って微笑んでいる

大人の髪色、どうする?美木ちがやさんが感動する『kakimoto arms』の技ありハイライト

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